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2019.04.26

WING

NAA、航空機騒音の影響調査委員会設立へ

A滑走路の夜間飛行規制緩和の影響を調査

 成田国際空港会社(NAA)は、A滑走路の発着時間が午前00時まで伸びることから、地域住民の健康に与える影響を調査する。まずは5月16日に学識経験者などで構成する委員会を設置して、設立会議を開催する。
 この委員会は、去年3月の成田空港に関する四者協議会で合意に至った「成田空港のさらなる機能強化に関する確認書」に基づいて開かれる。確認書では、A滑走路で夜間飛行規制を緩和するに当たり、NAAが地域住民の健康影響を調査することが必要とされた。そのため、専門的知見と公平性を担保する同委員会を設置して、健康影響調査の進め方などを議論する。委員構成案は次のとおり。正式決定は16日の会合で決まるものと見られる。