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2019.04.12

WING

海自「すずつき」、中国青島で国際観艦式参加へ

山村海幕長も、人民解放海軍70周年行事へ参加

 海上幕僚監部は4月11日、山村海上幕僚長の中国・青島訪問と護衛艦「すずつき」の同国への派遣を発表した。これは中国人民解放軍海軍からの公式招待によるもので、山村海幕長は4月22日から25日の間、「中国人民解放軍海軍成立70周年多国間海軍活動」における国際観艦式と関連行事に参加する。また日本からは「すずつき」を派遣し、国際観艦式に参加することとなった。なお「すずつき」は4月現在、「平成30年度外洋練習航海(飛行)」に参加中のところであり、寄港地に中国・青島を加えての参加となる。
 防衛省は今回の海幕長訪中を、2014年4月以来約5年振り、海自艦艇の訪中を2011年12月以来約7年半振りとした上で、防衛当局間においては引き続き、多層的な対話や交流を促進し、相互理解・信頼醸成を進める考えであるとしている。

 

※写真=急遽訪中が決まった「すずつき」。海自艦艇の訪中は約7年半振りとなる(提供:海上自衛隊)