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2026.02.19

WING

総務省、航空用気象レーダー審査基準改正へ

 半導体素子を用いた国際基準踏まえ電波法関係審査基準改正

 総務省は、航空機用気象レーダーに関する審査基準を改正する方針を固めた。従来、航空機用気象レーダーはマグネトロン方式のレーダー(発振・増幅などの電子回路を構成する素子として、真空管の一種であるマグネトロンを使用するレーダー)が主流だったが、近年では半導体素子(ソリッドステート式)を使用するレーダーが普及している。そこで同省は、半導体素子を用いた航空機用気象レーダーに対応した最新の国際基準を踏まえ、電波法関係審査基準の一部を改正する訓令案を作成した。
 マグネトロン方式は、マグネトロンという真空管を使ってマイクロ波を発振するもの。家庭用電子レンジと同じ方式で、パルス状の大出力を簡単に得ることができる。
 高出力で150~300 km級の遠距離をカバーできるほか、製造コストが安価であること、小型で機体に搭載しやすいといったメリットがある。しかも構造が比較的シンプルで、メンテナンス性にも優れている。