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2026.02.19

ウイングトラベル

★1月の訪日外客数359.8万人、4年ぶりの前年実績割れ

 前年同月比4.9%減、中国からの訪日客6割減

 

 日本政府観光局(JNTO)が発表した1月の訪日外客数は、前年同月比4.9%減の359万7500人となった。中国からの訪日客数が政府からの渡航自粛要請や旧正月の時期ずれなどにより前年同月から6割減となったことで全体が押し下げられる格好となった。訪日外客数が前年実績を下回ったのは新型コロナウイルスの影響があった2022年1月以来となった。ただ、スノーシーズン需要の高まりもあり、韓国、台湾、タイ、インドネシア、米国、豪州を中心に多くの市場で訪日外客数の増加が見られた。中でも韓国は、前年同月比21.6%増の117万6000人となり、全市場で初めて単月110万人を超えた。また、台湾やオーストラリアも単月過去最高を更新したほか、米国、インドネシア、フィリピンなど17市場で1月として過去最高を記録している。

 

 1月の出国日本人数は107.2万人
 前年比17.6%増、コロナ禍前約74%水準に

 

 1月の出国日本人数は年末年始の旅行需要拡大もあり、前年同月比17.6%増の107万2600人となった。2025年5月から9か月連続で100万人超えを記録し、2か月ぶりに2ケタ台の増加率も達成。2025年の平均伸び率13.3%も大きく上回る増加率となった。
 一方で、コロナ前の2019年同時期(145万2157人)と比較すると、徐々に増加傾向にはあるものの回復率は73.9%にとどまっており、完全復活にはまだ時間がかかりそうだ。

 

※表=1月の訪日外客数と出国日本人数の動き(出典=JNTO)