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福井大学、ふくい宙クロスイノベーション推進拠点始動
地場産業と研究開発・事業化まで一体的に推進
福井大学は2月5日、宇宙技術と福井のものづくり力を融合する新拠点「ふくい宙(そら)クロスイノベーション推進拠点」を始動することを発表した。超小型人工衛星の開発・打上げ・軌道投入成功など、地域企業・自治体と推進してきた宇宙開発の取り組みを、深化することを目指す。
この新拠点では、地場産業の繊維・化学・金属・光学などの強みと、福井大学が持つ衛星技術や医学・情報工学分野の研究の強みを掛け合わせる。研究開発から事業化までを一体的に推進する体制を整備する方針だ。
この拠点を通じて地域と連携した研究開発とイノベーション創出を加速させ、研究開発から事業化、投資回収までを一体で推進する「大学発共同事業体(大学発ジョイントベンチャー:JV)」を設立し、研究成果の迅速な社会実装を図っていきたい考え。
福井大に宙テクノロジー研究センター
地元企業とプロジェクト研究、教育機会も
また、福井大学に「宙(そら)テクノロジー研究センター」を新設する。同センターは地元企業と連携する複数のプロジェクト研究を立ち上げ、宇宙用材料、衛星システム技術、地上応用を見据えた評価技術など、多分野横断型の研究を推進する計画だ。
学生が拠点活動に参画できる仕組みも整える方針で、多様な学びの機会を提供する教育システムの構築も進めていく考え。
