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2019.03.04

ウイングトラベル

豪ビクトリア州、豪全体より高い日本人伸び率

プロダクトセミナー開催、現地6社が参加

 オーストラリアのビクトリア州政府観光局がプロダクトセミナーを開催、現地よりホテルやアトラクションなど、6社が参加した。セミナー冒頭、ビクトリア州政府駐日代表のアダム・カニーン氏は「2018年9月までの1年間(2017年10月〜2018年9月)に、日本からビクトリア州への訪問者数は8万1500人まで増えた。この増加は、同じ期間におけるオーストラリア全体の伸びを上回る」と挨拶。同期間の日本からオーストラリアへの訪問者数は、前年同期比4.6%増の45万3000人。ビクトリア州は訪豪日本人数のシェアで見ると、オーストラリア全体の19.5%までに達し、近年で最高となった。航空便が増加したこと(成田−メルボルン間:1日2便)や、大坂なおみ選手の活躍が記憶に新しい今年1月の全豪オープンテニスなどによる露出増が奏功した形だ。
 カニーン氏は、全豪オープンテニスだけでなく、今年3月のF1グランプリや、競馬のメルボルンカップ、ゴルフのプレジデンツカップを挙げ、「これらイベントは、州都メルボルンがオーストラリアのイベント開催の中心地であることを証明するもの。グループやインセンティブにとっては、理想的なエンターテイメントや体験を提供してくれる」とアピールした。
 セミナーでは、ビクトリア州政府観光局日本・韓国局長の高森健司氏が最近の傾向について、「母娘旅行や航空便の増加により、視察旅行やインセンティブが増えている」と紹介。また5つのアピールポイントを挙げ、ビクトリア州、及び州都メルボルンの魅力を訴求した。

 

 現地から6サプライヤー参加、最新情報提供

 

※写真=(左)セミナーに参加した現地6社のスタッフと、ビクトリア州政府観光局のスタッフ(右端に日本・韓国局長の高森氏)(右)ビクトリア州政府駐日代表アダム・カニーン氏