IATA、オランダ新スロット配分ルールに法的措置

EU法およびスロット・ガイドライン違反と主張

　国際航空運送協会（IATA）は10月15日（ジュネーブ現地時間）、オランダのスロット調整機関であるACNLが、来夏から発行する目指している新たなスロット配分規則（ルール）の適用を阻止するべく、オランダで法的措置を開始したことを明らかにした。
　この問題はACNLが、オランダ国内の混雑空港であるアムステルダム・スキポール空港、アイントホーフェン空港、ロッテルダム・ハーグ空港の3空港の発着枠について、ロイヤル・スキポール・グループ（RSG）が優先的に利用する目的地リストを作成するというもの。