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2020.01.20

WING

航空局、19年度上期の航空事故1件、重大インシ4件

トラブル全体で555件、飲酒事案報告は22件発生

 国土交通省航空局は1月17日、安全情報分析委員会が取りまとめた航空運送分野の安全にかかわる情報として、2019(令和元)年度上半期の中間報告を発表した。2019年4月1日から9月30日まで6ヵ月間に発生した本邦航空運送事業者の航空事故は1件で、重大インシデントは4件だった。2018年度上半期比較では、航空事故が5件減、重大インシが3件増となった。さらに、重大インシまで至らずとも正常な航空機運航に支障を及ぼした安全上のトラブルは、6ヵ月間で549件発生。前年度同期比で16件増だった。
 期間内に発生した航空事故1件は、8月15日の全日本空輸(ANA)運航の963便による事故。羽田発-北京着の787-8(JA808A)には乗員11名、乗客214名が搭乗していたが、北京北東約140キロ付近の飛行中に機体が動揺したため、乗客2名が骨折などの重傷を負い、客室乗務員2名が軽傷を負った。
 4件の重大インシデントについては、1件目が4月23日にフジドリームエアラインズ(FDA)が運航した山形発-小牧着の386便で、ERJ170-200STD(JA11FJ)が離陸滑走中に逸脱して滑走路東側の緑地帯で停止した事案。2件目が6月1日にANAが運航したサンノゼ発-成田着の171便で、787-8(JA828A)が成田空港北東約580キロを飛行中、2つある空調が相次いで停止し、

 

ANAグループ162件、JALグループは145件

 

ヒューマンファクター最も多い176件に

 

※写真=航空事故など含む安全上のトラブルなどは19年度上期に全体で555件だった

※表1=航空運送事業者別の報告件数(提供:航空局)

※表2=航空機機種別の件数(提供:航空局)

※表3=安全上のトラブルの内容(提供:航空局)