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成田機能強化、用地取得率が88.4%に
国交相指示の期限まで1カ月、「極めて厳しい」
成田国際空港会社(NAA)は2月27日、成田空港滑走路新増設推進協議会の会合を開催した。このなかで2月20日現在の用地確保率が88.4%となっていることを明かした。2カ月前に開催した同協議会では確保率が86.9%だったことを明かしていた。
中野洋昌前・国交相と金子恭之現・国交相は、NAAに対して今年度末を目標に必要な用地確保などを加速化することを指示しており、その期限まで残すところ約1カ月となった。NAAは「課題の解決に至っていない極めて厳しい状況になっている」との見解を示した。
会議後、報道陣の取材に応じたNAAの藤井直樹社長は「取り組みを総動員して進める中で一定の用地確保に至っているが、全面的な課題の解決には至っていない」とコメント。一方でオープンハウスや説明会の開催を通じて、機能強化事業に対する更なる理解が深まったとの地元の声が寄せられているなど、手応えもあるようだ。
