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JAXA・IHI、F7エンジンでSAF燃焼試験
煤など排気成分詳細計測、SAFの気候影響データ取得
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月13日、IHIが開発したF7-10エンジンを用いたSAF(持続可能な航空燃料)燃焼試験において、排気中に含まれる煤などの詳細な計測に成功したと発表した。なお、この研究はIHIと共同で実施したもの。
JAXAはこの研究を通じて、飛行機雲の生成等を通じてSAFが気候に与える影響に関する基盤的な実験データを取得し、この分野における計測ノウハウを獲得することに成功した。
航空輸送においては、温室効果の高い排出としてCO2が注目されてきた。一方、非CO2成分の中では飛行機雲が最大の温室効果要因とされており、その発生には煤などが関与していると考えられている。SAF使用時に排出される煤など、非CO2排出特性に関する日本国内のデータはこれまで限られており、気候影響を解明するための基盤的な実験データの取得が課題となっていた。
