ウイングトラベル
★世界の航空旅客市場、10月需要は前年比6.6%増
国際線RPKは8.5%増、国内も3.4%増
国際航空運送協会(IATA)がまとめた10月の世界の航空旅客市場データによると、旅客需要を表すRPKは、対前年同月比6.6%増加したことが明らかになった。座席供給量を表すASKも5.8%拡大。搭乗率は0.7ポイント上昇した84.6%だった。
このうち国際線のRPKは8.5%増加し、ASKは7.1%増、搭乗率は1.1ポイント伸びた84.6%に。国内線のRPKは3.4%増、ASKは3.6%増、搭乗率は0.1ポイント減少した84.6%だった。
IATAは、今年の10月の航空旅客市場について、「需要(RPK)が6.6%増加した好調な月だった」ことを振り返りつつ、「とくに注目すべきは、北米を拠点とする航空会社の国際線旅客数が4.5%増加したこと。これは、過去数カ月間ほぼ横ばいだった実績の後に達成したもの」であることに言及。年末の繁忙期に向けた好材料であるとの見方を示した。
※画像=国際・国内線ともに需要が旺盛
