ウイングトラベル
★関西エアポート中間期、当期純利益34%増の226億円
訪日・万博効果で好決算、営業収益など過去最高更新
関西エアポートが12月1日に発表した2025年度中間決算(4月1日~9月30日)における営業収益は、対前年度比18%増えた1397億円となった。各利益面では、営業利益が29%増の394億円、経常利益は36%増加した340億円となり、当期純利益は34%増えた226億円で着地した。同社によれば、営業収益、営業利益、経常利益の各段階で過去最高を記録したとのこと。当期純利益については、2019年度中間期に次いで過去2番目に。19年度は台風被害に伴う保険金を受領した関係などで営業外収益が増えている。
今上期決算は訪日旅客需要を中心とした国際線旅客数の増加や万博効果により、大幅な増収増益を記録。前述したように営業収益は前年同期比18%の伸びを示しており、このうち航空系が560億円(18%増)、非航空系は837億円(19%増)と、それぞれ大きく伸びた。ちなみに営業費用は18%増えた結果、EBITDAは626億円(18%増)となった。
※画像=旺盛な訪日需要で上期は好決算。中国線需要の減退影響が下期は懸念材料だ
