★ビザ、万博期間中の大阪府消費が前年比13%増 　

　関西地域で海外旅行者消費が顕著な伸び

　ビザ・ワールドワイド・ジャパンは、VisaNetデータをもとに、2025年大阪・関西万博開催期間中の消費動向を分析した。その結果、万博開催期間中、大阪府の消費全体において、前年比で約13%増加したほか、関西全域で海外旅行者消費額が全国平均を上回る結果となったことなどが分かった。
　同社によれば、万博開催期間中、国内利用者による消費は13%増加したほか、訪日旅行者による消費も14%増加した。その経済的恩恵は関西全域に波及し、海外旅行者消費は大阪・京都で20%増、奈良では25%増、兵庫でも10%増加した。関西全域で、海外からの旅行者の全国平均（10%増）を上回り、万博が関西の観光・商業の起爆剤となったことがあらためて浮き彫りとなった。

※画像＝万博期間中、インバウンド消費が顕著に伸びた（提供：ビザ）