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2025.11.14

ウイングトラベル

★自民党観光立国調査会、国際観光旅客税引き上げ案を決議

 現行の1000円から3000円、一部富裕層は5000円

 

 自民党の観光立国調査会は、11月13日夕方に会合を開き、「地方誘客・オーバーツーリズム対策等に要する観光財源の確保および観光消費の拡大に向けた決議」案を審議し、調査会メンバーから了承を得た。同調査会の会長を務める鶴保庸介参議院議員は、自身のインスタグラムを更新し、国際観光旅客税を現行の1000円から3000円に引き上げること。そして一部富裕層に対しては5000円とする案を了承してもらったことを報告した。同調査会では観光産業を「戦略産業」として持続的に発展させていくため、地方誘客やオーバーツーリズムに対する中長期的な対策とその裏付けとなる安定的な財源のあり方について議論を進めていた。国際観光旅客税の改定については今後自民党の税制調査会で議論が進められることとなる。

 

※画像=自民党の観光立国調査会が国際観光旅客税の引き上げ案を決議、今後の動向が気になるところだ