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2019.01.17

WING

輪島港沖で漁船が座礁、自衛隊へ災害派遣要請

空自小松救難隊が8名全員救助へ

 防衛省・自衛隊は1月16日、石川県輪島港沖で乗組員8名の漁船が座礁した事案を受けて災害派遣を行い、8名全員を救助した。この度の災害派遣で対応に当たった部隊は、航空自衛隊小松基地の第6航空団司令部および小松救難隊。小松救難隊のU-125が情報収集を行った後、UH-60Jが人命救助および輸送を行った。
 同事案は16日午前1時14分ごろ、乗組員8名を乗せた漁船・第82永宝丸が輪島港沖で座礁した。5時31分に、第九管区海上保安本部から第6航空団司令へ人命救助に関わる災害派遣要請を受け、6時17分にU-125・1機が小松基地を離陸。さらに6時28分にUH-60J・1機が離陸し、7時8分から救助活動を開始した。その後7時43分には、救助した8名を輪島市営球場へ搬送して海上保安庁へ引き継ぎ、8時32分には撤収要請を受けた。

 

※写真1=座礁した漁船の様子(提供:防衛省)

※写真2=小松救難隊のUH-60Jによって、8名全員が救助された(提供:防衛省)