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2019.01.07

WING

SUBARU、UHX試作機の初飛行に成功

宇都宮飛行場周辺で55分飛行、年度末に納入へ

 SUBARUは去る12月25日、同社航空宇宙カンパニーで開発中の陸上自衛隊向け新多用途ヘリコプター(UH-X)試作機が宇都宮飛行場で初飛行したことを明らかにした。同日午後2時50分に社内テストパイロットの操縦により離陸した試作機は、周辺空域で約55分間の社内飛行試験を行ったのち、無事宇都宮飛行場に着陸した。今後、2018年度末の防衛装備庁への納入に向け引き続き社内飛行試験を実施して行くことになる。

 

 防衛装備庁が発表した同機の主要諸元は次のとおり。
▼全長(機体長)=約13メートル
▼全幅(胴体幅)=約3メートル
▼全高=約4メートル
▼最大全備重量=約5.5トン
▼最大水平速度=125ノット
▼エンジン=PT6T-9×2基

 

※写真=初飛行した新多用途ヘリコプター試作機(提供:SUBARU)

※画像=共通プラットフォームとなるSUBARU BELL412EPXのイメージ図(提供:SUBARU)

※写真=飛行前の新多用途ヘリ試作機(提供:防衛装備庁)