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2018.09.20

ウイングトラベル

キュナード、20年秋東京発着クルーズ3本実施

9泊10日クルーズ、17.4万円から用意

 キュナード・ラインは2020年に初めてとなる秋の日本発着クルーズを実施すると発表した。同年東京港に新設される東京国際クルーズターミナルへの入港が決まったことを機に、東京港を母港として客船「クイーン・エリザベス(QE)」3本のクルーズを実施することを決めた。今回新たに設定するクルーズは日本人クルーズ旅客の取り込みに加え、欧米などから要望が高い北海道周遊クルーズを盛り込んだことから、訪日クルーズ需要の開拓も狙う。さらに、東京発着クルーズでは、船内でのチップの支払いを撤廃する新たな試みも実施。ラグジュアリークルーズでありながらも、手軽に乗船できるような環境を構築。これにより、幅広い乗船客の取り込みを狙っていきたい考えだ。
 9月19日に都内ホテルで開催した「クイーン・エリザベス2020年秋東京発着クルーズ記者発表会」でキュナードライン ジャパンの児島得正代表は「19年クルーズはすでに満員。20年春の横浜発着クルーズについても、われわれの想定通りの販売状況となっている。これに加えて、2020年の東京オリンピック・パラリンピックで世界からの注目を集める中で、海外市場から秋の日本発着クルーズを求める声が高かった。加えて、東京国際クルーズターミナルが新設されること新鮮な話題も踏まえ、東京発着のクルーズを実施することにした」と述べた。
 2020年秋の日本発着クルーズは9月28日から10月7日までの「秋の日本周遊と韓国9泊10日」、10月7日から16日までの「北海道周遊とサハリン」、10月16日から25日までの「秋の歴史探訪!高知・長崎・鹿児島と韓国9泊10日」の3本のクルーズを実施する。