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2021.04.30

ウイングトラベル

★観光関係功労大臣表彰、JATA理事3氏が受賞

 福田氏、松田氏、東氏が受賞コメント

 本紙4月20日号で既報の通り、令和3年度の「観光関係功労者国土交通大臣表彰」で、日本旅行業協会(JATA)の理事である福田叙久アサヒトラベルインターナショナル取締役相談役、松田誠司阪急交通社代表取締役取締役会長、東良和沖縄ツーリスト代表取締役会長の3氏が4月26日付で表彰された。
 受賞した3氏はJATAを通じて受賞コメントを寄せた。各氏の略歴と受賞コメントは以下の通り。
 【福田叙久氏】
<略歴>
 昭和49年4月、株式会社アサヒトラベルインターナショナル入社。平成5年営業第一部部長、平成18年に代表取締役社長、令和元年に取締役相談役に就任、現在に至る。平成21年より日本旅行業協会、監事、平成25年より同協会、理事。
<受賞コメント>
 「この度令和2年度の国土交通大臣表彰を受けることになりました。関係者皆様のご支援の賜物とお礼を申し上げます。身に余る賞を頂き、一層の精進をして参る所存です。只、観光業界の苦境を考えますと、喜んでばかりではいられない複雑な心境です。1974年に現在の会社に入社以来、様々な苦難にも遭遇して参りましたが、ここ迄出口の遠い状況は初めてで旅行屋人生の最後に凄いことが待っていました。しかし、ここ迄の時間の経過の中で、我々は、ワクチンとPCR検査の証明書による国際交流の再開こそが感染防止と経済の両立の為必要だと言うことを学びました。一刻も早い国際交流の再開を祈念して受賞お礼の言葉とさせて頂きます」

 

※写真=福田叙久アサヒトラベルインターナショナル取締役相談役

 

 【松田誠司氏】
<略歴>
 昭和52年4月、株式会社阪急交通社に入社。取締役執行役員九州営業本部長、取締役常務執行役員西日本営業本部長等を歴任し、平成26年代表取締役取締役社長、令和2年に代表取締役取締役会長に就任し現在に至る。平成26年より日本旅行業協会、理事に就任。
<受賞コメント>
 「このたびは、このような大変名誉ある賞をいただきまして、誠に有難うございます。これもひとえに、阪急交通社を支えていただいているお客様・取引先様ならびに従業員や諸先輩方そしてJATA関係者の方々のお力添えの賜物であり、私には身に余る光栄にございます。受賞の重みをしっかりと受け止め、現在危機的な状況にある観光事業の復活とより一層の高みを目指し尽力して参りますので、今後とも変わらぬご支援とご鞭撻を賜りたく、宜しくお願い申し上げます」

 

※写真=松田誠司阪急交通社代表取締役取締役会長

 

 【東良和氏】
<略歴>
 昭和58年、日本航空株式会社入社、同社退社後、平成2年5月に米国コーネル大学ホテル経営学部大学院を卒業、同年6月、沖縄ツーリスト株式会社入社、平成16年、代表取締役社長、平成26年、代表取締役会長に就任、現在に至る。平成12年、日本旅行業協会運営役員、平成22年に同理事に就任。
<受賞コメント>
 「これまで長きに渡りご指導ご鞭撻をいただいた多くのお客様とお取引先様、そして働く仲間に心から感謝を申し上げます。旅行・観光産業がかつて経験したことのない深刻なコロナ禍の中での受賞は、複雑な思いもありますが、観光の復活なくして国内の地域経済は復活しないと考えています。これまで以上に、旅行・観光を通した地域間、国家間の相互理解に貢献し、自然や文化を大切にしながら持続可能な経済活動・地域活性化に取り組んでいきたいと考えています」

 

※写真=東良和沖縄ツーリスト代表取締役会長