ホンダジェット、ロシアで型式証明取得

ロシア向け初号機が運用開始

　ホンダエアクラフトカンパニーは1月26日、同社が開発したホンダジェットが、ロシア当局から型式証明を取得したことを発表した。それと同時に、ロシアにおけるホンダジェット初号機の運用が開始されたという。
　ホンダエアクラフトカンパニーによれば、ロシア民間航空局から取得した。ロシアでの型式証明取得は米国、欧州、メキシコ、ブラジル、アルゼンチン、パナマ、インド、日本、カナダ、トルコ、中国、パキスタンに続いて13番目となったという。
　ホンダエアクラフトカンパニーの藤野道格社長はロシア当局からの型式証明取得について、「クラストップの性能を誇るホンダジェットは、ロシア国内の都市間移動やロシアと欧州各主要都市間の移動に適しており、この地域において、より効率的かつ安全な移動手段となるだろう」とコメント。今後、ロシアのビジネスジェット市場をさらに拡大していきたいとの意向を示した。

　米国本社の新ハンガーの稼働開始
　エリートモデルの主翼組み立てなど

また、ホンダエアクラフトカンパニーは同時に、去る1月4日に米国ノースカロライナ州グリーンズボロ市の本社敷地内において、新ハンガーの稼働を開始したことも発表した。
　このハンガーは・・・。

※写真＝ロシア当局から型式証明を取得。ロシアに到着したホンダジェット（提供：ホンダエアクラフトカンパニー）