記事検索はこちらで→
2020.12.14

WING

航空局、羽田新飛行経路固定化回避で23日検討会

技術的な飛行方式を整理、海外動向など中間報告

 国土交通省航空局は12月23日、第2回目の「羽田新経路の固定化回避にかかわる技術的方策検討会」を開いて、今年の夏スケジュールから運用を開始した羽田空港の新飛行経路について、固定化を回避する技術的な方策などを検討する。様々な飛行方式を整理し、海外動向調査の中間報告などを受けて議論することになる。
 羽田空港の新飛行経路は、日本の国際競争力の強化や、航空機による首都圏の騒音負担を平準化する観点で運用を開始した。羽田へ発着する航空機が都心部上空を飛行することになる。その一方で、飛行ルート下の関係自治体などから、新飛行経路の固定化を回避する要望が上がっていて、そのために最近の航空管制や、航空機器の技術革新を踏まえつつ、技術的観点で検討を進めていく。