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2020.10.26

ウイングトラベル

★TAT、ビーチリゾートをテーマにセミナー

 タイ湾エリアを中心に多様性のある施設を紹介

 タイ国政府観光庁(TAT)はこのほど、ビーチリゾートをテーマとした旅行業界向けのオンラインセミナーを開催した。セミナーは2部構成で行われ、前半は人気ビーチリゾートが数多く存在するタイ湾エリアの最新情報を紹介。後半はサムイ島にあるリゾートであるトンサイベイと中継を結び、パネルディスカッション形式でリゾートの様子を紹介した。
 セミナー前半はTAT福岡事務所の冨松寛考氏がタイ湾エリアのリゾートについて紹介した。同エリアは主にサムイ島周辺、ホアヒン周辺、パタヤ周辺とそれ以遠の大きく3つのエリアに分けられる。
 サムイ島は年間を通じて観光を楽しむことができるが、とくにおすすめなのが5月〜8月だという。サムイ島周辺の魅力はタオ島、パガン島、アーントーン諸島といった魅力的な島々を周遊するアイランド・ホッピングが楽しめる点だ。また、ジンベイザメに出会うこともでき、ダイバーにもおすすめのエリアであるとした。
 中央部のホアヒン周辺は王室ゆかりの建造物が点在している。特にビーチ沿いには王室の別荘が建てられ、静かで格調高い雰囲気を演出している。また、ホアヒンはタイのゴルフ発祥の地としても知られており、1924年に建設された同国初のゴルフコースである「ロイヤル・ホアヒン・ゴルフクラブ」を始め、数多くのゴルフコースが存在。「大人のリゾート」として人気だという。
 後半のパネルディスカッションではTAT東京事務所の藤村喜章氏が進行。パネラーにはトンサイベイの粕谷裕一氏が現地から生中継で登場し、リゾートの概要を紹介した。
 トンサイベイは開業から35年が経過したタイの人気リゾート施設の1つで83の客室を有する。同リゾートのスタッフの勤続年数は長く、スタッフに会いに来るリピーターのゲストも多いという。また、アクティビティとしてタイ南部の料理教室、有機農園ツアー、プライベートヨガ、石けんの飾り切り教室、タイ語教室などが提供されている。また、1日1組限定のプライベートディナーも人気のコンテンツの1つであるという。

 

※写真=セミナーでは、タイ湾エリアを中心に多彩なビーチリゾートの魅力を紹介された(写真はサムイ島にあるリゾートの「トンサイベイ」)