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2020.09.10

WING

JJP、夏ダイヤの国際線は全便運休に

10月も国内1549便減便、国際線も192便減

 ジェットスター・ジャパンは9月9日、新型コロナウイルス感染拡大影響による需要の減退で、10月も大規模な減便に踏み切ることを発表した。10月の国際線運航については、夏ダイヤ期間中の10月24日まで全6路線の運休を決定。同社は去る3月23日の中部-マニラ線の運航を最後に全国際線の運航を停止しており、これにより今年の夏ダイヤの国際線は全便が運休することが決まってしまった。
 一方、10月の国内線については、1549便を減便する。なかでも関西-福岡、中部-鹿児島線を運休する。成田・関西-下地島、中部-那覇線は減便せずに運航する。
 同社によれば、10月の減便率は52.8%に達するとしており、依然として半数以上の便が減便となる見通しだ。
 ジェットスター・ジャパンによれば、国内線の搭乗率は60%~70%で推移している。大幅な減便が行われていることから堅調とはいえず、搭乗率はあくまで参考程度の指標だ。・・・

 

※写真=ジェットスター・ジャパンの今夏ダイヤ中の国際線は全便が運休となってしまうことが決まった