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2020.08.28

ウイングトラベル

★ホノルル市「自宅待機・在宅勤務」を再発令

 必要不可欠な外出禁止、マスク着用も義務付け

 ハワイ州ホノルル市は新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、8月27日から必要不可欠な場合を除き外出を制限する「自宅待機・在宅勤務」を再発令し、9月9日までの2週間実施する。ただし、ホノルル市郡(オアフ島)にのみ適用され、オアフ島以外のハワイ州内には適用されない。
 この緊急事態命令によると、オアフ島の居住・滞在者は、必要不可欠な活動(Essential Activities)、必要不可欠な事業(Essential Business)に従事する場合を除き、自宅に待機し、在宅勤務することが求められる。
 また、必要不可欠な活動等のために外出する場合には、6フィート(約183cm)の社会的距離を確保し、マスクを着用することが義務付けられる。同命令は居住者だけでなく、訪問者にも適用され、違反者は5000ドル以下の罰金または1年以下の禁固もしくはその両方が科せられる。
 ハワイ州とホノルル市は去る8月19日、9月1日から予定していた州外旅行者対象の事前検査プログラムの開始を早くても10月1日からに延期した。これにより、9月からの日本人を含む海外旅行者の受け入れに対する14日間隔離免除も延期となり、まずは感染防止対策の強化による感染の封じ込めを図り、10月以降の海外旅行受け入れに備えている。

 

※ハワイ州の新型コロナウイルス感染者推移(出典:JHU-CSSE)

 

※ハワイ州各島別1万人平均の新型コロナウイルス1日感染者の推移(出典:ハワイ州観光局)