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2018.07.02

ウイングトラベル

ANA5月、アジア等好調で国際旅客10.3%増の約82万人

国際利用率0.4ポ増と堅調、国内利用率も0.8ポ増とまずまず

 全日空(ANA)が発表した5月の旅客輸送実績によれば、国際線の旅客数は前年同月比10.3%増えた81万9751人と好調。利用率はポイント0.4ポイント伸びた72.8%となった。一方、国内線の旅客数は、ほぼ横ばいの0.8%増加した332万2862人。利用率は0.4ポイント増加した66.1%となった。
 国際線の方面別実績をみてみると、旅客数ベースでは北米・ホノルル方面、アジア・オセアニア方面で前年を大きく上回る数値を記録。とくにアジア・オセアニア方面の伸びが顕著で、前年比13.8%もの伸びがみられ、旅客数は56万5812人だった。一方、欧州方面は3.4%減少した7万1638人に留まった。利用率ベースでは、北米・ホノルル方面が73%、欧州が77.5%、アジア・オセアニア方面が71%を確保した。
 国内線の輸送実績をみると、座席供給量を示す座席キロベースでは1.4%増加した45億4434万5千座席キロ、一方で需要を示す旅客キロは、2%増加した30億187万2千人キロとなった。