陸自第28普連が行方不明者捜索、道ヘリが発見

　防衛省は5月29日に北海道瀬棚郡今金町で発生した男性1人の行方不明者捜索で、陸上自衛隊・函館駐屯地の第28普通科連隊約40人を派遣して、捜索を行った。行方不明だった男性は、31日に北海道防災ヘリによって発見された。
　男性が行方不明となった29日、警察・消防などが捜索に当たるも発見に至らず、31日午前1時45分に第28普通科連隊長が北海道知事から行方不明者捜索のための災害派遣要請を受けた。同日6時16分から部隊約40人が捜索活動を開始した。同日14時17分ごろに、北海道の防災ヘリが不明者を発見。19時に北海道知事から撤収要請を受けた。
　活動したのは地上部隊のほか、連絡員3人を自治体へ派遣して、情報の伝達などを行った。

※写真＝捜索の様子（提供:防衛省）