記事検索はこちらで→
2020.05.26

ウイングトラベル

★「Go Toキャンペーン」運営事務局を近く公募へ

 感染封じ込め大前提、7月下旬からスタート

 全国の緊急事態宣言が5月25日に解除され、観光振興の観点からの人の移動については6月18日頃まで県内観光の振興を、6月19日頃から県外から人の呼び込みを行うことを想定したスケジュールが示されたが、観光庁や経産省などは近く「Go Toキャンペーン」の運営事務局の公募を開始する予定だ。運営事務局が公募で決まれば、事務局を通じて自治体や事業者等に対して同キャンペーンへの参画を呼びかけエントリーしてもらうほか、国民にキャンペーンの内容について周知PRするなど準備を進め、最終的には感染状況を見極めた上で、なるべく早期に事業を開始したい考えだ。現時点で「Go Toキャンペーン」の開始時期は正式には決まっていないが、今後の感染封じ込めを大前提に、キャンペーンの開始時期は最速で7月下旬から、本格的支援は8月からになる見通しだ。

 

■「Go Toトラベル事業」の事業開始へ準備指示
 赤羽大臣、新しい旅行スタイルを国民に明示へ

 全国の緊急事態宣言の解除を受けて、「国土交通省新型コロナウイルス感染症対策本部」が5月25日夜に開催され、赤羽一嘉大臣は、「観光振興の観点からの人の移動について、まずは本日以降6月18日頃まで県内観光の振興を、6月19日頃から県外から人の呼び込みを実施することが想定されている」として、観光庁に対し、段階的な観光再開とその先の観光振興への道筋を検討するとともに、必要な環境整備に万全を期すよう指示した。とくに、「Go Toトラベル事業」については、「観光需要の回復をしっかりと後押しできるよう、引き続き事業の開始に向けた準備を進めてください」と指示した。

 

※写真=赤羽国土交通大臣