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2018.06.14

ウイングトラベル

日本人のクルーズ人口が30万人を突破

前年比27.0%増、外国船の運航増が貢献
 
 国土交通省は2017年における日本のクルーズ動向における調査結果を取りまとめた。それによると日本人のクルーズ人口は前年比27.0%増の31万5000人となり、過去最高を更新した。外国船社による日本発着の外航クルーズの運航本数が大きく伸びたことが今回の実績につながった。また、日本国内の港湾へのクルーズ船寄港回数と訪日クルーズ旅客の確報値も発表。寄港回数は37.0%増の2764回、訪日クルーズ旅客数は27.0%増の252万9000人となり、いずれも過去最高となった。
 日本人による外航クルーズ人口は27.4%増の19万7000人となった。また、人泊数も13.5%増の134万9000人泊となった。
 日本船社、外国船社の内訳は日本船社の乗客数が9.1%減の9000人、人泊数が5.5%減の10万3000人泊だったのに対し、外国船社は30.0%増の18万7000人、人泊数も15.4%増の124万5000人泊となった。