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2019.12.13

ウイングトラベル

スペイン、日本人宿泊者数が3割近く増加  

政観が懇親会、来年もフライト増で大きな期待

 スペイン政府観光局は、毎年恒例の関係者を集めた「年末懇親会」を開催、冒頭挨拶で日本・韓国・台湾地区局長のマジ・カステルトルツ氏は、「今年は大変素晴らしい一年となった」と述べ、マーケットの好調ぶりをアピールした。今年1〜10月までの日本人宿泊数は、前年同期比27%増を記録、「10月単月では33%もの伸びを見せる」など、増加傾向にある。
 今年は10月に大阪で開催された「ツーリズムEXPOジャパン」において、「スペインからの出展団体数が2年連続過去最高タイを記録」しており、北海道で開催されたG20観光大臣会合においてもスペインの観光大臣が参加。またビルバオ市/ビスカイヤ県、マドリード市、バルセロナ市/カタルーニャ州といった「3つの重要なデスティネーション」からミッションが来日し、ワークショップを開催した。カステルトルツ局長は「これらはすべて、スペインの日本市場に対する関心の高さの証。スペインにとって日本は、アジアにおいて最も重要な市場と位置づけてられている」と強調した。

 

※写真=挨拶をするスペイン政観カステルトルツ局長