記事検索はこちらで→
2019.08.09

ウイングトラベル

7月の旅行業倒産件数は2件、3ヶ月ぶり増加

中小・零細業者の経営、厳しさ増す

 東京商工リサーチ(TSR)がまとめた7月の旅行業の倒産件数は2件(前年同月は1件)、負債総額は83.4%減の7300万円だった。件数は3ヶ月ぶりの増加、負債総額は3ヶ月連続の減少。今年1〜7月の倒産件数は16件(前年同期は14件)で、大手による寡占化や旅行予約サイトの利用者増加により、中小・零細業者の経営は厳しさを増していると指摘。今後、旅行業の倒産は底打ちから増加に転じる可能性を残しており注意は怠れないとしている。