2019.07.18

ウイングトラベル

上半期訪日外国人4.6%増の1663万人と鈍化

ベトナム、ロシア、中国伸びも韓台香が低迷

 日本政府観光局(JNTO)によると、2019年上半期(1-6月)の訪日外国人旅行者数は前年同期比4.8%増の1663万3600人となった。今年に入ってからの伸び率の鈍化が影響した。このまま推移すると、年間3300万人台に終わる可能性が出てきた。
 市場別に見ると、ベトナムが30.3%増と最高の伸びを示し、唯一3割を超えた。次は、ロシアの20.4%増で、インドも15.5%増と新興市場に勢いがある。また、米国も13.1%増と堅調で、イタリア、ドイツ、スペイン、カナダ、オーストラリアなども10%以上の伸びを示した。
 一方、主要市場では、韓国は3.8%減の386万2700人と400万人を割った。台湾、香港もマイナスとなり、中国だけが11.7%増の453万2500人と大きく伸びた。

6月単月は288万人、6月として過去最高

 6月単月の訪日外国人旅行者数は、前年同月比6.5%増の288万人となり、6月としては過去最高を記録し、伸び率も上向いた。東アジア市場では全市場で前年同月を上回り、とくに、中国では15.7%の高い伸びを記録した。韓国は4ヶ月ぶり、台湾は3カ月ぶりに微増ながらプラスに転じた。また、欧米豪市場も前年同月を上回った。東南アジアの市場は、ベトナム、フィリピン、シンガポールのプラスに対し、タイ、マレーシア、インドネシアがマイナスと明暗を分けた。
 市場別では、中国で単月で過去最高を記録し、韓国、台湾、香港、シンガポール、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、スペインの16市場が6月単月の過去最高を更新した。

 東南アジア明暗、ベトナム、フィリピン好調
 タイ、マレーシア、インドネシアが低迷

 欧米豪好調、英は関西線の再就航で14%増

 

※表=6月と上半期の訪日外客数(JNTO推計)