記事検索はこちらで→
2019.07.17

ウイングトラベル

ボーイング第2四半期、民間機納入は90機

MAX問題で引き渡し低迷、737はわずか24機に

 ボーイングが7月9日(シカゴ現地時間)に発表した2019年第2四半期(4-6月)の機体引き渡し実績によれば、民間航空機部門の引き渡し数は全体で90機に留まった。1-6月でみると、民間航空機部門の引き渡し数は239機となっている。
 ベストセラー機である737ファミリーのなかでも737MAXが運航停止中にあることから納入することができず、顧客に対する引き渡しのペースが著しく落ち込んでいる様相だ。1-6月の半年間における737ファミリーの引き渡し数は113機。737MAXのMCAS問題が顕在化する以前の第1四半期には89機を顧客に納入していることから、およそ25%まで737引き渡し数が落ちていることが分かる。