JTAら4者が世界自然遺産推進共同企業体を発足

環境保全と地域振興モデルの確立を目指す

　日本トランスオーシャン航空（JTA）と日本郵便沖縄支社、NTTドコモ、NPO法人どうぶつたちのびょういん沖縄の4者は5月21日、世界自然遺産推進共同企業体を同日発足したと発表した。
　この企業体は、世界自然遺産推薦地をはじめとする沖縄県内での環境保全・地域振興を目的としたもので、発足者の4者を含め、イオン琉球、オリオンビール等31の沖縄の企業・団体が参加しており、環境省沖縄奄美自然環境事務所を始め自治体、大学が後援を予定しているとのこと。
　活動内容としては、世界自然遺産に関する普及活動のほか、希少種や自然環境保護、密猟・密輸等の様々な課題の解決、調査研究や行政へ対し参加企業が最大限の協力を行っていくとしている。また2020年夏の世界自然遺産登録をはじめ、環境保全と地域振興モデルの確立を目指すとしている。