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2019.02.27

ウイングトラベル

大阪観光局と加賀市が包括連携協定締結

「JAPAN EXPERIECEルート」を観光開発

 大阪観光局と加賀市は、観光を中心とする人口交流、文化交流などで幅広い包括連携協定を締結した。連携を通じて、双方の地域活性化と地域経済への波及効果を図る。具体的には、北陸新幹線延伸に向けた「JAPAN EXPERIECEルート」の観光開発を共同で展開する。
 両者は今回の提携で、観光客誘致、双方向流動に関する調査・分析・研究、両地区でのコンテンツ開発・誘客、国内外への情報発信、認知向上、集客プロモーションなどを実施する。
 大阪観光局の溝畑宏理事長は、「加賀市は、北陸地域の最大かつ上質な加賀温泉郷(山代、山中、片山津)を有し、九谷焼、山中漆器など歴史的価値の高い文化財があり、今後北陸新幹線の延伸によりアクセス向上も期待でき、長野地域とも非常に近い。北陸新幹線沿いの温泉、自然、伝統工芸等を訪日外国人に楽しんでいただくよう、テーマ型広域周遊ルートを『JAPAN EXPERIECEルート』として開発していくために今回の締結を行うことにした」と強調した。

 

※写真=観光などで包括連携協定の合意文書を掲げる溝畑宏大阪観光局長(右)と宮元陸加賀市長