日刊旅行通信

2009年2月17日

　約款取消料規定のあり方など年度末目途に議論
　観光庁、必要に応じて検討の場を別途設置へ

　観光庁は、海外旅行商品の仕入環境変化に伴い、商習慣のあり方や旅行業約款にかかる課題を整理するための意見交換会を3回にわたって開催してきたが、約款問題については今年度末までを目途に日本旅行業協会（JATA）等と協議を進め、必要に応じて関係者による検討の場を別途設ける方針だ。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★約款取消料規定のあり方など年度末目途に議論
　観光庁、必要に応じて検討の場を別途設置へ
　立入検査で下請法違反把握なら公取委等に通報
　旅行会社とツアオペ間の取引関係チェック強化
★ANA、4-6月の燃油サーチャージを最大95％下げ
　往復韓国400円、ハワイ4000円、7月以降は廃止も
＜旅行関連＞
★第3種の着地型ツアー、43％が活用に前向き
　観光庁調査、解禁後に3種取得の10％は既実施
★三つ星観光地17、二つ星22、一つ星20カ所に
　ミシュラン・グリーンガイド、独自の9基準評価
★外務省、旅券申請時の郵便はがき提出を廃止
★ワタベウェディング、都内の旗艦店を全面改装
★JR東日本「大人の休日倶楽部」会員100万人達成
＜航空関連＞
★次期社会資本整備重点計画素案まとまる
　中部空港の完全24時間化明記、需要が課題
★FIN2008年度総売上高3.8％増、アジア線旅客数14.9％増
★DALとNWA、口座リンクでマイル相互移行を可能に
★AXESS、スパン・エアーのダイレクト・セル機能
★INFINI、中国国際航空のシートマップ機能追加
★オーストラレーシア系2社2008年11月輸送実績
＜観光統計＞
★シンガポールの08年全訪問者は1.6％減の1011万人
＜デスティネーション＞
★「割安感、高付加価値でドバイの魅力高まる」
　ドバイ政観、幹部来日で現況をアピール
　エミレーツ協力でリテーラー向け大規模FAMも検討
★マレーシア政観、「世界遺産キャンペーン」開始
　専用のガイドブック製作、3月4日に発表会開催
＜ホテル＞
★藤田観光 08年12月期通期決算、減収減益に
　6つのワシントンホテル撤退や建替休業も影響
　代表取締役を3名体制から2名体制に変更
■為替市況（16日）

back to 日刊旅行通信 INDEX