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2024.01.09

WING

NASA、静粛超音速実験機「X-59」を1月12日に公開  

塗装施したX-59を初披露、次世代超音速旅客機の扉開く

 米航空宇宙局(NASA)は来る1月12日金曜日午後4時(米国東部標準時)、次世代超音速旅客機の実現に向けたNASAの「Quesst」ミッションの一環として、静粛超音速実験機「X-59」を公開する。
 米カリフォルニア州パームデールのロッキード・マーティン・スカンク・ワークスが主催する式典で、塗装を施したX-59が初めて公開される予定だ。  NASAはセレモニーと機体公開は、NASA+ストリーミング・サービスでライブ配信するとしているほか、NASA TV、NASAアプリ、YouTube、NASAのウェブサイトなどを通じて配信するとした。
 「Quesst」ミッションには2つの目標が設定されており、まずはX-59を設計・製造し、ソニックブームを静粛化することを目指す。このデータを使用することで、陸上での超音速飛行に関する音に基づく新たな規則を作成・採用するとし、超音速飛行による商業貨物および旅客市場への扉を開く。  

※写真=静粛超音速実験機「X-59」を近くロールアウトする(提供:NASA)