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アンドゥリ、地上発射型バラクーダ500発射成功
来年末には年間数千機レベルで量産可能に
アンドゥリ・インダストリーズ(アンドゥリ)が、地上発射型のバラクーダ500のプロトタイプの発射試験に成功した。バラクーダ500は、自律型無人航空機。価格を抑え、かつ大量生産可能であることを主眼に、開発が進められた。
米国や同盟国は、そもそも長距離精密射撃能力において、致命的なまでの課題を抱えている。高価な防空ミサイル等は高い性能を有する一方、高価であるが故に製造が困難だ。ロシアによるウクライナ侵攻であらためて明らかになったように、ドローンのような安価な兵器の群攻撃に対し、高価な防空ミサイルで対応していれば、早期に弾薬が尽きてしまうだろう。そうしたなか、手頃な価格で量産可能な長距離精密射撃能力を確保することが、喫緊の課題となっている。
