2019.02.12

ウイングトラベル

鄭KTO東京支社長、訪韓日本人の過去最高更新を

18年は27.6%増の295万人、19年330万人目標

 韓国観光公社(KTO)の東京支社長に就任した鄭辰洙(ジョン・ジンス)氏は、本紙インタビューに対し、「日本への赴任は今回が4回目。赴任期間中に、日本から韓国への訪問者数が2012年の352万人を超えて、過去最高の記録を達成したい」と述べ、訪韓旅行需要の拡大に全力を注ぐ考えを示した。2018年(1〜12月)の日本からの訪韓旅行者数は、前年比27.6%増の294万8527人と大幅に伸びており、2019年はこの勢いをそのままに前年比約12%増の330万人の達成をめざす。
 2018年は、韓国のLCCが相次いで新規路線に就航し、インバウンドのみならず日本から韓国へのアウトバウンド需要の増加にも大きな弾みを付けた。また、第3次韓流ブームの到来もあって若者世代を中心にK-POPを中心とする韓国人気が再燃し、渡航者数の伸びを後押しした。
 2018年は韓国からの訪日旅行者数も5.6%増の753万9000人と伸びた結果、2018年の日韓双方向交流人口は史上初の1000万人を突破し、計約1049万人が日韓両国を相互往来した。
 鄭東京支社長は、「昨年は双方向交流が1000万人を突破し、来年は当然1200万人を超えるだろう。今後も相互交流をバランス良く成長させ、韓日双方向交流1500万人時代を早めに実現するための基礎作りをしていきたい」と述べ、1500万人相互交流時代を見据えて、バランスの取れた交流拡大に尽力する姿勢を示した。
 鄭辰洙氏は、福岡支社に2回、東京支社に2回目の赴任で、今回は4回目の日本赴任となる。福岡支社長などを歴任した後、東京支社長に就任しており、日本市場に精通。とくに、2010年からの3年間は福岡支社長をつとめ、赴任期間中の2012年には日本からの訪韓旅行者数が過去最高の352万人を達成するなど、大きな節目にも立ち会った。
 その上で、「一緒に仕事している後輩たちが様々なことにチャレンジし、成果が出せるように後押ししたい。そして、私の赴任期間中に日本から韓国への訪問者数が過去最高記録を達成したい」と意気込みを示した。

 

 LCCの路線開設相次ぐ、地方観光を後押し
 大邱や務安線拡充で大邱、光州への誘致強化
 伝統市場やロケ地などのコンテンツを活用
 炒って絞るごま油、ミスカルなどの食文化も
 若い世代には“日常生活的な韓国”の魅力紹介
 文化的な『大学路』エリアや医療観光などPR
 MICEやインセンティブ、教育旅行の誘致強化
■2018年の訪韓日本人旅行者数

 

※写真=韓国観光公社(KTO)の東京支社長に就任した鄭辰洙氏