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2019.02.06

WING

岩屋防相、米朝会談で「具体的成果を期待」

日韓の関係悪化、北問題へ影響ないよう連携必要

 岩屋毅防衛大臣は2月5日の閣議後会見で、今月末にも行われる見通しとなっている米朝首脳会談について、北朝鮮による完全な非核化に向けた具体的な行動が見られていないとして、2回目の米朝首脳会談では「完全な非核化に向けての具体的な成果が上がってくるということを強く期待したい」と話し、期待感を示した。
 日本政府は、北朝鮮問題を巡り、日韓・日米韓の安全保障協力を重要視してきたところ。しかし、日韓関係は照射問題をはじめとした国家間の摩擦によって悪化した状況となっている。岩屋大臣は、今後の米朝会談に対する日韓関係の影響について「まさに影響がないようにしていかなければいけない」と強調。さらに「東アジア全体の安全保障に、わが国も、韓国も、米国も責任を共有している」とし、特に安全保障面で日韓関係および日米韓関係が連携していくことが重要だと説明。韓国との連携を重視する考えを改めて示した。