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2019.02.05

WING

ANA12月実績、国際線利用率は0.5ポ増の77.3%

国際線は欧州線が好調も全体では旅客数2%減

 全日本空輸(ANA)がまとめた12月の旅客輸送実績によると、国際線利用率は前年同月比0.5ポイント増加した77.3%だった。また国内線の利用率も1.3ポイント増加の66.4%だった。
 国際線実績を旅客数ベースでみてみると、欧州方面では5.1%増加し利用率も1.3ポイント増加と躍進した。一方、北米・ホノルル方面は4.3%減少し利用率ベースでは0.5ポイント増加。またアジア・オセアニア方面の旅客数は2.2%低下するも利用率は前年並みという結果となった。欧州方面が伸びたものの、国際線旅客数全体は2%減少した83万2160人と前年同月実績を下回る結果だった。
 国際線の座席供給量を表す座席キロは1.4%減少した54億7529万2000座席キロとなり、需要を表す旅客キロは0.9%減少した42億3029万2000キロメートルだった。
 また国内線の旅客数は2.1%増加した319万8818人だった。座席キロベースでは1%増加した44億3205万2000座席キロメートルとなり、旅客キロでも3%増加した29億4320万9000人キロメートルだった。

 

※写真=国際線は欧州線が旅客数・利用率等好調だったが、全体では旅客数2%減となった