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2019.01.31

WING

ドル箱の羽田国内線発着枠巡る議論スタート

回収・再配分ルールやオークション制など焦点に

 羽田空港国内線発着枠。エアラインであるならば、喉から手が出るほど欲しい「ドル箱」の発着枠だ。この限られた羽田空港国内線発着枠配分を巡る議論が1月30日、国土交通省でスタートした。これは混雑空港である羽田空港の国内線発着枠使用許可が、2020年1月に5年間の期限を迎えるため。同日、羽田発着枠配分基準検討小委員会の第1回目の会合が開かれ、配分済みの発着枠の回収・再配分の基本的な考え方のほか、回収・再配分ルールと回収規模の検討が始まった。
 今回の回収・再配分で議論となっていきそうなポイントは、訪日需要の拡大とLCCの急速な台頭など、劇的に変化した航空を取り巻く環境を踏まえた回収規模・再配分のルール。さらに、関西-羽田間の際内乗り継ぎ改善枠の存続や、これまでも度重なる議論を経て「実行可能性が難しい」とされたスロットオークション制の設定可否についても、あらためて議論の焦点となっていきそうだ。
 なお航空局によれば、概ね月に1回程度、小委員会を開催して、夏頃を目処にとりまとめを行う予定だ。この議論を通じて、訪日需要の拡大、少子高齢化の進行、LCCの更なる成長などといった劇的に変化していくことが見込まれる2020年から2025年という重要な5年間の羽田空港国内線の方向性が決定付けられることになる。

 

年間1億人の国内線旅客、6割が羽田集中

 

関空-羽田の際内乗り継ぎ枠の回収検討
スターフライヤーは戦々恐々か

 

スロットオークション議論も再浮上
LCCにも参加権?羽田国内参入議論すべき

 

※写真=ドル箱路線・羽田国内線発着枠を巡る議論がスタート。枠の回収規模や再配分ルールなどを議論していく。写真は国土交通省で行われた羽田発着枠配分基準検討小委員会の第1回目の会合の模様