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2018.12.11

WING

ボーイング、777Xビジネスジェットをローンチ

 ボーイングが777Xのビジネスジェットをローンチした。その名も「BBJ 777X」。過去最長の航続距離を誇るBBJだ。ボーイングによれば、BBJ 777Xは、地球半周以上をノンストップで飛行することが可能な飛行能力を有するという。
 BBJ 777Xは777Xと同様、BBJ 777-8とBBJ 777-9から選択することができる。BBJ 777-8型機の航続距離は1万1645海里(2万1570キロメートル)で、302.5平方メートルもの客室空間を有する。もう一方のBBJ 777-9型の航続距離は1万1000海里(2万370キロメートル)と、BBJ 777-8型機に比べると航続距離はやや劣るものの、その客室空間は342.7平方メートルと、より広い客室空間を確保することができる。
 ボーイングによれば、このBBJ 777Xについては、長距離旅行のための”究極の快適さ”を保証すべく、ほぼ無制限のインテリアデザインオプションを切り拓くとしている。
 ちなみにBBJ 777Xの広大な客室空間の多様性を実証するために、ボーイング・ビジネス・ジェットでは有力デザイン会社であるグリーン・ポイント・テクノロジーズ、ジェットアビエーション、そしてユニーク・エアクラフト・デザイン社が独自の航空機設計のインテリアコンセプトを発表した。

 

※画像=ボーイングはBBJ 777Xをローンチ(提供:ボーイング)

※画像=広大な客室空間を活かすBBJ 777X。画像はジェットアビエーション社のコンセプト(提供:ボーイング)