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2018.11.05

ウイングトラベル

スターフライヤー中間決算、増収も利益半減

国際線就航費用、原油高騰、人件費も増加

 スターフライヤーの2018年度中間期(4-9月)決算は、売上高が前年同期比2.9%増の195億900万円、営業利益が50%減の9億6400万円、経常利益が47.9%減の9億9300万円、中間期利益が59.8%減の4億8100万円と利益が半減し、増収減益となった。
 同社では、上期は原油価格が高水準で推移し、人員増に伴う人件費も増加、さらに国際線開設準備のための初期費用もあり、利益ベースで大幅減益となった。売上は計画に対してほぼ期初予想どおりに推移し、好調を維持しており、今回の減益は想定内としている。営業収入は国内線旅客数が増加したことで、増収となった。
 国際線は当初3路線を計画していたものの、福岡−台北の就航を取りやめ、北九州−台北、中部−台北の二路線に絞ったものの、国内線の旅客数が増加したことで、その影響は軽微とみており、通期業績予想には変更はないとしている。