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2018.10.15

WING

航空局、新管制システムを再検証で運用停止

那覇で従来システム運用、年内目処に新システム再開へ

 航空局は神戸航空交通管制部が運用を開始した新管制システムのトラブル発生を受けて、システムの再確認をすることを決めた。そのため一時的にその運用を停止し、従来使用していたシステムを那覇分室で運用する。航空局としては年内を目処に新システムの再開を目指す方針だ。
 神戸航空交通管制部が運用を開始した新管制システムは、去る10月10日にトラブルが発生。その後の調査でシステムを構成する一部のサーバのプログラムに不具合があり、サーバ内で予想を超えるデータ蓄積が発生し、過大な負荷がかかったことでデータが処理できなくなったことを明かした。航空局によると、プログラムの不具合は、10日夜間に修正を行い既に解消されているとのこと。更なる不具合が発生しないよう、改めてプログラムの点検等を進めているという。