エアバスCEO、ギヨム・フォーリ氏が就任へ

　エアバスは10月8日(アムステルダム現地時間)、エアバス取締役会がギヨム・フォーリ氏（50歳）を次期最高経営責任者(CEO)に選出したことを発表した。フォーリ氏は現在、エアバス民間航空機部門の社長に就任している。なお、現CEOのトム・エンダース氏(59歳)は、ギヨム・フォーリのCEO任命が株主に提出される2019年4月10日の年次総会(AGM)まで、その職務を継続する。
　エンダースCEOはフォーリ氏の選出について、「素晴らしい選択」とコメント。「長年にわたりエアバスやその他企業において多くの役職を歴任し、産業および航空の幅広い知識と経験を有している」とし、「優れた素質と国際感覚を備えており、エアバスがこれからの10年に必要とする次世代のリーダーとして適任」との見方を示した。

※写真＝エアバスの次期CEOとなることが決まったギヨム・フォーリ氏。課題が山積するも如何なる舵取りをするか注目されるところ（提供：エアバス）