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2018.10.09

WING

米国防省、日本向けE-2Dを9機のFMS承認決定

レーダーから後方支援一式で総額31億ドル

 

 米国防省は先頃、総額約31億ドル(約3500億円)に上る日本向けE-2D早期警戒管制機9機のFMS(有償援助)の承認を決定した。米国家安全保障支援庁が9月7日付で議会に承認を申請していたが、これが認められたもの。機体、エンジン、レーダーなどの搭載電子機器のほか地上支援機材、後方支援、訓練など一式を含む。

 

防衛省、来年度概算要求で2機を要求
7機分の長納期部品調達費も要求

 

防衛省は2019年度概算要求でE-2Dを2機分として544億円、他に7機分の長納期部品調達費の一部265億円を要求しており、事実上9機を調達する方針だ。これは次期防衛力整備計画に盛り込まれる内容と言える。

 

※写真=米海軍のE-2Dアドバンスド・ホークアイ早期警戒管制機(提供:ノースロップ・グラマン)