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2018.08.29

WING

三菱重工/JAXA、H-IIA40号機を10月末打上げ

「いぶき2号」と「ハリーファサット」など搭載

 

 三菱重工と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、H-IIAロケット40号機による温室効果ガス観測技術衛星2号「いぶき2号」(GOSAT-2)及びアラブ首長国連邦(UAE)ドバイ政府宇宙機関であるMBRSCの「観測衛星ハリーファサット」の打上げを、10月29日に実施することを決めた。種子島宇宙センターから打ち上げる。なお、JAXAによれば40号機では打上げ能力の余裕を活用して、小型副衛星5基に対して軌道投入の機会を提供する計画だ。
 「いぶき2号」は二酸化炭素、メタン濃度を高精度で均一に観測し、一酸化炭素の吸収・排出源の特定を目的とした衛星。2009年に打上げた温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)の後継衛星で、三菱電機が設計・製造を担当した。

 

※写真=H-IIA40号機の打ち上げが10月29日に決定した。写真はH-IIA37号機(提供:JAXA)