2018.08.21

WING

ホンダジェット・ジャパン、「想像通りの大反響」

丸紅エアロが担うホンダジェット日本市場

 丸紅エアロスペースの遠矢源太郎社長が本紙のインタビューに応じた。丸紅エアロスペースはホンダジェット・ジャパンとして、ホンダジェットの日本国内販売ディーラーを担っており、遠矢社長がホンダジェット・ジャパンのチーフ・エグゼクティブとしてホンダジェット・ジャパンを牽引する。そのホンダジェット・ジャパンについて遠矢社長は、「市場の反応は我々が想像した通り」と多くの反響を集めていることに言及。その上で「ディーラー契約を締結後、我々は自動車のディーラーと同じように、ホンダ・エアクラフト・カンパニーに対し今年度分を既に発注した」ことを明かした。
ホンダジェット・ジャパンに対する引き合いは好調であり、今後も日本のビジネスジェット市場に吹く追い風に乗って、ホンダジェットの販売機数を増やしていきたい考え。
 ディーラーとしてホンダジェット・ジャパンは、ホンダ・エアクラフト・カンパニーと毎年話し合いを行って、その年の販売目標を定めると同時にディーラーとして先行発注する機数を決めていくことになっている。今年度は販売をスタートしたばかりであることに加えて、型式証明取得なども控えていることがあって、「3機くらい納入できれば良いかと考えた」という。
 それでも市場の反響は大きい。6月に日本国内でホンダジェットの販売をスタートすることを表明して以降、問い合わせはもちろん、有望な商談案件も多数走っているという。
 そうした引き合いについて遠矢社長は、「需要は4つの柱があって、その一つ目がこれまで我々が代理店として販売してきたガルフストリームのような大型ビジネスジェットユーザーの”セカンド・エアクラフト”としてのニーズ」であることに言及。ただ、もともとガルフストリームのような大型ビジネスジェットを保有する人は少ないことから、こうした”セカンド・エアクラフト”としてのパイは、決して大きくはないようだ。
 さらに「二つ目は、現在小型・中型の機体を保有している方の乗り換え需要」であるとコメント。そして「需要の三つ目としては、プロペラ機を保有している方々によるグレードアップ」といった需要があることを明かした。加えて、4つ目の柱としては、これまでビジネスジェットやプロペラ機を保有していなかった、新たな市場の掘り起こしもみられているとのこと。ホンダジェットというビッグ・ネームが登場したことで、「国内のマーケット全体が拡大している」との見方を示した。