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2018.08.10

ウイングトラベル

JATA、7月豪雨観光復興へ支援旅行商品促進

統一ロゴ作成、シルバーウィーク目途に造成

 日本旅行業協会(JATA)は、観光庁の「平成30年7月豪雨観光支援事業費補助金」と連動した旅行商品の緊急造成を会員各社に要請した。フリープラン、添乗員付旅行に加えて法人旅行も該当することから、風評被害を受けてダメージの大きい愛媛道後、広島宮島、岡山倉敷美観地区などを中心に9月のシルバーウィークを目途に商品造成を促進する。
 7月豪雨復興商品は、「豪雨復興キャンペーン」の統一名称を使用し、補助金の対象如何に関わらず、被災府県の旅行需要喚起につながる露出を会員各社に要請しており、今月末をめどに統一キャンペーンロゴを作成する。
 政府は平成30年度予備費で、西日本豪雨災害の観光復興支援費36億円のうち31億円を被災地への周遊旅行に対する宿泊料金の割引支援に充当する。観光庁はこの支援策により36万人程度の需要創出効果があると試算している。
 支援策は7月豪雨の被害を受けた11府県(岐阜・京都・兵庫・鳥取・島根・岡山・広島・山口・愛媛・高知・福岡)に及ぶが、とくに、岡山、広島、愛媛県が中心となる。

 

※宮島厳島神社