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2021.06.18

WING

東北大、風洞実験で超低細長比円柱の空力特性解明に成功

物体浮遊状態で計測確立、航空機など空力性能改善に期待

 東北大学大学院工学研究科の研究チームが、風洞実験を通じて超低細長比円柱の空力特性を解明することに成功した。物体を磁力で浮遊させた状態で空気抵抗を正確に計測する実験技術を確立し、これまでは計測することが不可能だった短い円柱の空気抵抗を初めて計測した。研究チームでは、航空機や宇宙からの帰還カプセルといった宇宙機などにも鈍頭形状物体が利用されているとして、そうした輸送機器の空力性能改善や空力安定性改善に繋がるものとみている。

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