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2021.04.30

WING

空自と米海兵隊が緊急脱出パイロット捜索救難訓練

陸自日出生台で訓練、救出後は岩国飛行場へ搬送

 航空自衛隊航空救難団の芦屋救難隊は在日米軍海兵隊と4月27日、陸上自衛隊日出生台演習場で捜索救難訓練を行った。これは、米海兵隊パイロットがF/A-18から緊急脱出を行ったことを想定し、日米による捜索・救難を実施するという訓練。芦屋救難隊のU-125およびUH-60Jがパイロットを救出し、岩国飛行場まで搬送した。
 米側から参加したのは、2機のF/A-18。陸上部での緊急脱出を想定したため、陸上の自衛隊施設である日出生台演習場を使用した。戦術技量向上と日米共同対処能力の向上のため、同訓練を実施したとして、国内外へ日米同盟の抑止力・対処力強化を図った。

※写真=陸上部での捜索救難を行った同訓練。救出後は岩国飛行場へ搬送した(提供:航空自衛隊)